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2009年8月24日 (月)

法律家の混乱

あらためて、彼らの議論を見ていて気付いてことがある。どうも、彼らは「一般と例外を論理的に区別できる」と思っているらしい。

そんなことできませんよ。「Aという事象」と「Aでないという事象」のどちらが一般的で、どちらが例外的であるかなんて、それは恣意的な感覚の問題です。論理の問題ではありません。論理的に区別できると思っているから、議論が混乱するのです。いい加減、止めた方がいいですよ。

因みに、「Aでない訳ではない」=「A」です。少なくとも通常の論理(古典論理)ではね。こういう初歩的な論理の感覚も覚束ない人も多いんじゃない?

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解雇が法律的にできる場合が一般的で、解雇が法律的にできない場合が例外的であるとき「法律的に解雇自由」と言う。逆に、解雇が法律的にできる場合が例外的で、解雇が法律的にできない場合が一般的であるとき「法律的に解雇自由でない」と言う。それは、いいですよ。でもですよ、「どういう場合に解雇ができるのか」という法律的な判断が仮に一致していたとしても、一般と例外の感覚は一致しないかもしれない訳です

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